みなさん、こんにちは。都市再生研究会、担当理事の山口です。これで3回目の発信、そして今年最後の発信となります。今年もいろいろありましたが、先日組閣された自民党新政権はご覧の通り、旧民主党政権時代の今までの混沌は終りましたが、しかし時代が逆戻りしてしまいました。藤原代表理事からは、即座にこの選挙結果の分析が、インターネットラジオ他で発信され、もう我々の視点は来年の次期参院選に向けて、そしてもう一度予想される衆院選に向けて、民衆による新しい日本づくりの本道を呼掛けています。ここで、ひとつ落ち着いて一年を締めくくっていただき、改めて日本再生と本当の意味で進化成長するため、共に衆知を結集し行動しようではありませんか。さて、こちらをご覧下さい。下記統計は、アメリカ中央情報局(CIA)による、世界の平均年齢のまとめです。 世界各国の平均年齢 -------------------------------------------------------- 日本 45.4歳 ドイツ 45.3歳 イギリス 40.2歳 フランス 40.2歳 韓国 39.0歳 ロシア 38.8歳 アメリカ 37.1歳 中国 35.9歳 タイ 34.7歳 シンガポール 33.5歳 インドネシア 28.5歳 ベトナム 28.2歳 マレーシア 27.1歳 インド 26.5歳 カンボジア 23.3歳 フィリピン 23.1歳 -------------------------------------------------------- 出展:https://www.cia.gov/library/publications/the-world-factbook/fields/2177.html私は、仕事柄、アジア各国の経済発展を見ていますが、日本の平均年齢が45歳であるのに比べて、経済成長著しいアジア各国は20代。20代前半の国々もあります。経済成長の源泉は、その若々しいエネルギーであり、その若々しいエネルギーを通してその国の成長ポテンシャルの高さが伺えます。確かに、日本に比べればまだまだ貧しい国々が多いのが事実です。しかしながら、満たされて尚何か物足りない日本社会とは異なり、不足しているからこそ先に進む若々しいエネルギーの根源は、やはり未来に向けた希望だと感じています。「今日より明日は良くなる、もっと未来は良くなる」と希望を持っている。私たちはどうでしょうか?20世紀を経て成熟した国家は、21世紀の現在、まぎれもなく世界のトップランナーであり、もう先を行く誰かに何かを期待する位置では無くなっています。そうです。「今日より明日を良くしよう!もっと未来を良くしよう!」我々こそが、未来を見定め、未来を創って行くのだと確信しています。NSPにお集りのみなさんは、きっとそんな力を持った方々であろうと思います。あるいは、まだまだ一人ひとりでは小さな力であったとしても、横型のリーダーシップで、繋ぎ繋がれ大きな民衆の力となる方々であろうと実感しています。今年を終えるにあたり、新たな年を展望し、みなさんに呼掛けます。『日本再生と本当の意味で進化成長するために、共に衆知を結集し行動しよう』私たちだけでなく、目の前の人、となりの人、周りの人にも呼掛けましょう。『共に衆知を結集し行動しよう』来年は、すばらしい年になるはずです。なぜなら、これだけ多くの力を持った方々が集まっているから。実行しましょう。我々民衆の力で日本を再生し、新しく進化した社会を創造しましょう。最後に、年末年始も、各地の情報をFacebookで共有しようではありませんか!今年最初に行った1,000いいね!プロジェクトも、また趣向を変えて動き出すみたいですよ。こちらもお楽しみに。日本再生プログラム推進フォーラムhttps://www.facebook.com/nipponsaisei日本は、世界はいったいどうなる?2012年https://www.facebook.com/surviveyear2012新年は藤原代表理事からの発信ならびに、中小零細企業研究会担当の榎本理事の発信も楽しみですね。では、よいお年をお迎え下さい!都市再生研究会担当 理事 山口直彦(フルハシEPO株式会社 代表取締役)内閣府認定NPO法人日本再生プログラム推進フォーラムhttp://nipponsaisei.jp/
みなさん、こんにちは。都市再生研究会、担当理事の山口です。各研究会担当理事からの情報発信が一巡をして、またお目にかかります。11月も半ばを過ぎ,秋の涼しさから名古屋はすっかり冬めいてきました。風邪などの症状が各地からニュースとして届きますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。是非、ご健康にご留意下さい。さて、今回は『加工貿易立国から国内資源活用への転換』という視点でまとめてみます。 先月、財務省が発表した2012年度上半期(4~9月)の貿易統計(速報)によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は、3兆2,190億円の赤字となりました。 資源のない日本は、長い間、原材料を輸入して、高い技術力で付加価値の高い製品に加工し、それらを輸出して外貨を稼ぎ、生活に必要なエネルギーや食糧を輸入するという加工貿易モデルで今の豊かな暮らしが成り立ってきました。 しかし、欧州や中国の景気減速、東日本大震災、円高、中国との関係の冷え込み等による製造業の輸出低迷、原子力発電所の稼働停止による原油、天然ガス輸入の増加により、半期ベースでは過去最大の赤字に転落しているのです。そして、日本の高度成長を支えてきた製造業は、歴史的な円高や新興国の企業の台頭で、競争力を失い、海外でものをつくり、日本に逆輸入する動きが定着してきています。 このような経済情勢において、大切なのは「原点にかえり、土台をかためる経営管理と業務方針」だと私は考えます。 ところで、皆さんは日本の国土のどれくらいを森林が占めているか知っていますか? そうです、日本は、国土の約66%(2,500万ヘクタール)、つまり約3分の2を森林が占める世界有数の森林大国なのです。 しかし残念なことに、健康な森が育つために必要な間伐実績は年間55万6,000ヘクタール(2010年度)しかなく、これは整備されるべき人工林の5%に過ぎません。そして、1,000万ヘクタール以上の森林が、放置された未利用森林となっています。また、年間約2,000万立方メートル(約800万トン)もの間伐材が、林地残材として放置されている状態というのです。 日本の森林面積 :2,500万ヘクタール ---------------------------------------------------------------------------------- 年間間伐施業面積: 55万6,000ヘクタール 放置森林面積 :1,000万ヘクタール以上 未利用間伐材 :年間約2,000万立方メートル (約800万トン) ---------------------------------------------------------------------------------- 間伐材、間伐林地残材といった現在未利用の森林資源を活用することにより、森林が整備され、林業(雇用)の再生、そして山間村、ひいては国土再生に繋がります。 現在、愛知県と三重県で森林整備加速化・林業再生事業を行っていますが、これらの展開が、資源循環、エネルギーの地産地消、再生可能エネルギーの普及そして持続可能社会の構築へと繋がって行くと考えています。それぞれが相互に繋がってゆくことで『植林からエネルギーまで』・・・そして川上から川下までの一連の国内資源活用モデルで日本再生の一翼を担いたいと取組んでおります。最後に、林業を、木材産業を再生したい、木質バイオマスエネルギー活用を行いたい・・・等々、日本各地で様々なご研究、お取組みがあろうかと存じます。ぜひ、各地の情報をFBなどで共有しようではありませんか!みなさまからの情報もお待ちしています。日本再生プログラム推進フォーラムhttps://www.facebook.com/nipponsaisei日本は、世界はいったいどうなる?2012年https://www.facebook.com/surviveyear2012FBでは、『みんなで良き日本を再生しよう』という共有グループの運用も始まっています。ご参加になられたい方々は、ご一報下さい。では、次回は中小零細企業研究会担当の榎本理事にお願いしています。また、お楽しみに。都市再生研究会担当 理事 山口直彦(フルハシEPO株式会社 代表取締役)内閣府認定NPO法人日本再生プログラム推進フォーラムhttp://nipponsaisei.jp/
みなさん、こんにちは。都市再生研究会担当、理事の山口です。平素は、NSPの活動にご協力頂き誠にありがとうございます。事務局から既報の通り、これから各研究会担当理事より、毎週情報の発信をして参りますので、各研究会動向、あるいは理事からのメッセージ等おたのしみ頂ければと思います。さて、一番最初を担当するにあたり、都市再生研究会の理念に立ち返り、私からのメッセージとさせていただきたく存じます。理念には、最初に『明快な未来志向で進める都市再生』と書いています。私は、仕事柄東南アジア諸国を訪問しますが、その勃興の最中、今まさに湧き上がっているエネルギーにいつも驚いています。それは即ち、現代日本の閉塞感富む現状とは対照的に、未来に対するあるいは明日に対する期待と欲望から生まれる光であると30年前の高度成長期の日本を思い出します。私どもは名古屋を拠点に『再生可能な資源・エネルギー』としてバイオマス資源の中核を成す木材資源を扱っています。その他にも、例えば・・・間伐未利用材や海藻等の海洋バイオマスほか、まだまだ未利用なものは多く十分な活用がなされていない資源・エネルギーを、効果的に活用することにより、原発に頼ることの無い持続可能な低エネルギー社会の構築が出来ると確信しています。安心安全快適、すなわち一人ひとりが幸せを実感でき、湧き上がるエネルギーを感じ取れる、人と地球に優しい社会に再生していこうではありませんか!次回は、中小零細企業研究会担当の榎本理事にお願いしています。お楽しみに。都市再生研究会担当 理事 山口直彦(フルハシEPO株式会社 代表取締役)内閣府認定NPO法人 日本再生プログラム推進フォーラムhttp://www.nipponsaisei.jp/