2014年12月4日木曜日

NSPメッセージ第67回:都市再生研究会 担当理事;山口

みなさんこんにちは。
担当理事の山口です。

秋の3連休の月曜日、いかがお過ごしでしょうか?
台風19号の今後が心配されますが、ひとまず高いところのものは低いところへ
移し、暴風雨に備えましょう。ひきつづき、ご注意下さい。


先月、政府・内閣官房において政府事故調査委員会ヒアリング記録(いわゆる
吉田調書/東京電力福島原子力発電所・吉田昌郎元所長(故人)の聴取記録)
を、9月11日(木)ホームページで開示を行いました。


今もなお毎日2面にて原発事故の報道を続けている名古屋の地元紙・中日新聞
(東京圏では東京新聞)では、吉田調書についての解説を進めてきました。
原発事故は過去のものではありません。今もなお処理も出来ずに放射能汚染が
拡大し続けています。

私たち人間は、その拡大の危険から避難も可能ですが、放射能汚染の警戒区域内
に取り残された動物たちの命を救うため、自らの身を呈し活動を続けている方々
もいるのです。原発事故の後、被爆し売り物にならなくなった360頭の牛を、
自身の被爆を顧みずに守り続けている「希望の牧場・ふくしま」吉沢牧場を中心
にこの活動は行われています。

これらの牛は、販売されることはありません。当然、売上も利益も無ければ資金
も回収されません。つまり餌代もありません。

「希望の牧場・ふくしま」

すでに、被曝成牛の次世代(生まれた子牛)に、その影響が出ています。言い換
えれば我々人間についても少なからず同様の影響が懸念されるということ。放射
能汚染は拡大だけでなく、浸透していることを日本国全体で自覚する必要があり
ます。

現状、原発がなくても、何一つ問題はありません。

未来の子供達が安心して、この世界で生き続けるため「原発に依存しない社会」
を主張、実践しなければなりません。




最後に、NSP(内閣府認定NPO法人日本再生プログラム推進フォーラム)
は、 2014年10月1日より新年度・第12期を迎えました。 
今週末土曜日10月18日に、「日本の原点・民衆が日本を再生する」と題して
総会・講演会を開催します。

是非、皆さんご参加ください。

総会開催概要



都市再生研究会担当 理事 山口直彦
(フルハシEPO株式会社 代表取締役) 


内閣府認定NPO法人日本再生プログラム推進フォーラム
日本再生プログラム推進フォーラムFBページ

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